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#05 【アメリカ配偶者ビザ申請】NVCからのお知らせ①Welcome Letterと手続き①(2022年12月2日)

こんにちは!

 

前回に引き続きNVCの手続きについて書いていきます。

USCISからケースの受理のお知らせが届き、3営業日後の12月2日にNVCから次の手続きに必要なCase NumberIDが届きました。いわゆるウェルカムレターというやつですね。

メールにはつらつらと説明がありますが、Case NumberとID、ログインページビザ申請手続きの流れを確認できるページが載っています。これが届けばNVCでの手続きが始められます!

 

°˖✧目次✧˖°

 

NVCでの手続きの流れ

ウェルカムレターを手に入れたことで、アメリカ領事局公式ウェブサイトに載っている「移民ビザ申請のプロセス」のStep 2まで完了しました。

これから行うNVCでの手続きは、以下のStep 3からStep 9までです。

Immigrant Visa Process

③手数料を支払う

④スポンサーの宣誓供述書(Form I-864)の提出

⑤スポンサーの財産証明書の提出

⑥Form DS-260をオンラインで申請する

⑦必要書類の収集

⑧必要書類のスキャン

⑨必要書類の提出

(Step 1の①Form I-130(請願書)のUSCISへの提出でも、手数料の支払いと必要書類の収集・スキャン・提出があって1年も待ったのに、NVCだけこんなに細かく載せてるの謎じゃないですか…?)

 

NVCでの手続きはウェルカムレターに載っているログインページから見たほうが、わかりやすいです。

Summary Information

ここでは簡潔にStepは3つと記されています。

  • Step 1:    Pay fees.
    Step 2:    Complete an Immigrant Visa (IV) Application (form DS-260).
    Step 3:    Submit required financial and civil documents.

アメリカ領事局のウェブサイトでは一つ一つ順番にやらなきゃいけないように見えますが、手数料の支払いが完了すればForm DS-260スポンサーの宣誓供述書(Form I-864)&財産証明等の書類の提出同時進行でできそうですね!

ということで、まずは手数料の支払いが必要です。

 

1.手数料の支払い

ここでの手数料は実は以下の2種類あって、両方払わなければなりません。

The first thing you need to do after receiving your NVC Welcome Letter is pay your processing fees. There are two processing fees:

1.Immigrant Visa Application Processing Fee
2.Affidavit of Support Fee

ビザ申請の手数料⇒申請者本人(私)325ドル

宣誓供述の手数料⇒スポンサー(夫)120ドル

という感じですね。

※金額は2022年12月現在。

 

注意しなければいけないのが、USCISの請願料の時と違ってカード支払いができないんです。アメリカの銀行の預貯金口座からの引き落とししか対応していないので、ルーティングナンバーと口座番号が必要になります!

しかも2つ同時に支払いできません!(なんでやねん)

一回一回処理しなきゃいけないだけならいいのですが、私たちの場合同日に2回支払えなかったので、翌日にもう一度トライしたらいけました。

さらに、次のステップに進むためにはこの支払が完了しなければならず、2~3営業日(最大1週間)かかるそうです。支払いの手続きをすると処理中という感じになります。

Payment Receipt

2.支払いが完了したら

支払いが完了するとForm DS-260の入力とスポンサーの宣誓供述書(Form I-864)&財産証明の提出できるようになります。

Form DS-260はウェブサイト上で入力&回答スポンサーの宣誓供述書(Form I-864)はPDF様式をダウンロードして回答を埋めて財産証明と共にPDFで提出となります。

PDFは編集にソフトが必要だからめんどくさい…。

 

Form DS-260の入力

Form DS-260は移民する人が回答する質問集で、基本的な個人情報から家族住所16歳以降に住んでいたものも含む)・米国入国履歴職歴アルバイトも含む)・学歴犯罪歴などうんざりするほどたくさんの質問に答えなければなりません。

私の場合は引っ越しもアルバイトもたくさんしていたし、アメリカにも何度か行っていたので回答数は優に300を超えました笑

 

回答はウェブサイト上で行うため、安定したインターネット接続が必須です。また20分間で勝手にログアウトされてしまうのでこまめに保存ボタンを押しましょう!私は職歴を入力中に失敗して2回も入力しなおす羽目になりました…気を付けてください!

過去の記事でも紹介しましたが、回答サンプルがあるので準備しておくことをお勧めします。過去に渡米したことがある方は古いパスポートを手元に置いておきましょう。

 

回答が終わると、印刷した確認ページをインタビューに持ってきてね!というメッセージと次のステップについての説明が出てきます。”Print Confirmation”を苦リクして保存しておきましょう。

Confirmation
スポンサーの宣誓供述書(Form I-864)と財産証明の提出

Form I-864はこちらのページからダウンロードできます。手順書も同じページにあります。

www.uscis.gov

10ページくらいありますが、記入不要なところもあるので埋めるのはそこまで大変じゃないと思いますが、私は夫に一任しました笑

 

ジョイントスポンサーが必要となる基準は、世帯員数に対する連邦貧困ガイドラインの125%を超えているかどうかとなります。端的に言えば日本でいう最低生活費みたいなものを25%は超えてなければいけないということですね。移民を受け入れて生活できるのかというところの判断をこのフォームでみる形です。

 

連邦貧困ガイドラインは以下のページで確認できます。2023年の新たなガイドラインは1月16日~23日の間に発表があるようです。

aspe.hhs.gov

ちなみにアラスカ、ハワイとそれ以外の州の3区分あります。

こちらのページには2022年の125%のチャートが載っていました。

125% of Poverty Guidelines

私たちは2人世帯なので年間22,887ドル必要ということですね。1ドル130円で計算すると297万円くらいでした。

 

ここまでスポンサーの宣誓供述書(Form I-864)と財産証明について書きましたが、実はTax Transcriptが2020年分までしかなく、夫がオンラインで確認したところ2021年のTax Transcriptは紛失されていて確定申告をやり直さなくてはならないそうです笑

しかも夫は2020年分ので行けるだろ!(なぜ…)と思ったらしく今持っているものをアップロードし、2021年の分として2020年の収入を記入していました笑

……確実にリジェクト案件ですね。

絶対通らないので(爆笑)またNVCから連絡が来たらForm I-864と財産証明については詳しく書きます…夫に任せた私がアホでした😿

 

3.Civil Documentsの提出

DS-260の提出が完了すると関係書類をアップロードできるようになります。

Status 2

提出書類は人によって違うのですが、私の場合はこちら☟

Upload Civil Documents

①パスポートの顔写真のページ

②証明写真

③出生証明(戸籍謄本)

④結婚証明(戸籍謄本)

⑤犯罪経歴証明書

⑥過去のビザ

 

の6点でした。留学時代にビザを持っていたのでそれも提出することになりました。過去に海外に住んでいたりすると犯罪経歴証明書が追加で必要になることもあるようです。

①と⑤と⑥以外はForm I-130(請願書)の提出時に出しているはずなので使い回しましょう!

③と④は全く同じものをアップロードしました。

 

アップロードするWebページに注意事項があるので、よく読んでから提出してください。

1. The size limit for each document is 2MB.
2. Multipage documents should be scanned into one PDF file, if possible.
3. Translation documents should be included in one PDF file with the original document.
4. Files should be compressed in order to shrink the file size with recommended DPI of 150.
5. Password protected documents are not acceptable and will be rejected.

特に、③と④は翻訳文を原文と合わせて一つのPDFにする必要があります。インターネットで「PDF 結合」とかで検索するとオンラインで簡単にできますよ~!

 

実際に踏んだ手順

支払いが終わればForm DS-260とスポンサーの宣誓供述書(Form I-864)は同時進行でできますが、私たちは

①支払い×2

②Form DS-260の回答

③Civil Documentsの提出

④Form I-864と財産証明の提出

の順で行いました。①から③は私、④は夫がやりました。理由は単純、夫の腰が重いから!

 

結果、④でだいぶズッコケたのでやり直し必須ですね~。もう提出しちゃったもんだから、NVCから返事が来るのを待つしかない。1、2か月かかるようですが、私も監督不行き届きだったので改めて記事にしたいと思います。

④はしっかりしたパートナーだったらいいんでしょうけど、私もアメリカの確定申告とかわかんないし、夫はテキトーだしでケンカ勃発です笑

 

続報をお待ちください!

 

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続報・NVCでの手続き②☟

yukie95a15.hatenablog.com

 

 

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