アメリカ南部で田舎暮らし

You key Aー結婚4年目にIR-1ビザで渡米(’23年5月)。AR在住💎🌿

アメリカで初マタ!

こんにちは!

昨年9月に妊娠が発覚し、現在妊娠25週です。今回はアメリカでの妊娠体験を書いていきたいと思います!日本では妊娠&出産経験がなく、結婚5年目にして海外で初出産なのでドキドキです。


°˖✧目次✧˖°

 

産婦人科はOBGYN

アメリカで産婦人科はOBGYN(Obstetrics(産科)/Gynecology(婦人科)):オービージーワイエヌといいます。

私はPCP(Primary Care Physician/かかりつけ医)のオフィスで働いているので、上司にあたる先生におススメの産婦人科医を教えてもらいました。複数の先生を教えてもらったので、あとはGoogleでレビューを見て決めました。

加入している保険会社によって提携外の場合もあるので、保険会社に問い合わせて提携している病院のリストをもらい、その中からレビュー等で決めていくのがいいと思います!

気になる病院があったら電話で自分の保険会社を受け付けているか確認し、予約ましょう。

 

私の初検診は妊娠11週目

妊娠発覚時で5-6週でした。日本ではこのタイミングでの初診もあるようですが、アメリカでは8~12週にならないと胎嚢が確認できないので待つよう言われます

私の場合は11週で初診でした。妊娠発覚から1ヶ月以上も待つことになるのでやきもきしましたが待つしかありません…。

 

エコーは毎回しない!?

なお、日本では妊婦検診で毎回受けるエコーですが、ハイリスク妊婦でない限りアメリカでは妊娠期間を通じて2回しか行われません。日本では産婦人科医自身がエコーを行うイメージですが、アメリカでは超音波技師がエコーを行い、その後別室で医師が診察するかたちです。

 

私の場合、超音波技師があまり説明してくれないので画面に映る映像をみても何が何だかよくわかりませんでした笑 技師の人が言うには「トラブルを避けるため、患者に胎児の性別以外はなにも言えない決まりになっている」そうで…。先生も映像や写真をもとに説明するとかは特にありませんでした。

 

3回しかない検査なのでもう少し説明があってもいいのに!と思ってしまいましたが、病院によって対応が違いそうなところではあります。

 

アメリカでは主流のNIPT(出生前診断

11週で初検診だったためその時はすぐ受けませんでしたが、ナースプラクティショナーに”Highly Recomended”と言われた出生前診断(NIPT)。後日、病院で渡されたパンフレットをもとに、テストを提供している会社に連絡して保険や費用の確認をしました。私たちの医療保険はHigh Dedactableのプランで、まだ免責額に達していないため自費となりました。

病院が提携していたのはnateraという企業でPanoramaというテストを受けました。チャットで大体の費用を確認したら、249~349ドルでした。(高ーい!)

 

Panorama

Noninvasive prenatal testing (NIPT)

 

Panorama™ is a blood-based genetic, prenatal screening test of the pregnant person that screens for common chromosomal conditions that affect a baby’s health. Panorama™ uses SNP*-based technology to deliver highly accurate results and unique insights for both singleton and twin pregnancies.Panorama™ can be performed as early as nine weeks gestation. Most results will be returned to your doctor within 5-7 calendar days from the date that samples are received.Panorama™ is a screening test, which means that this test does not make a final diagnosis. A high risk result means that your pregnancy has a higher chance of having a specific genetic condition. However, you cannot know for sure if your baby has that condition based upon the screening result alone. All medical decisions should be made after discussion with your healthcare provider regarding diagnostic testing during the pregnancy, like chorionic villus sampling (CVS) or amniocentesis, or testing the baby after birth.

*SNP, single nucleotide polymorphism

 

病院側はなぜかHorizonというテストもオーダーしていましたが、要らないのでキャンセル。

始めはnateraに問い合わせても「セットのテストだからキャンセルできない」と突っぱねられましたが、病院にキャンセルしてもらうようお願いしたらあっさりしてくれました。よく確認しないと余計なサービスまで提供されて費用を払う羽目になるので、しっかり確認するのが大事ですね…!

 

NIPTのテストでは基本的な染色体の疾患に加え、性別も分かります。テスト前に性別を知りたいか病院でも確認されるので、知りたくない場合は性別だけ隠してもらうことも可能です。

私は20週のタイミングでテストを受けましたが、2回目のエコーのタイミングでもあったのでテストの結果が出る前にエコーで性別が分かりました。しかし、夫自身は生まれるまで女の子だと思われていたということもあり(笑)、テストで二重に確認出来てよかったです。

 

テストの結果は、採血の際に渡された検査のロット番号が記載された紙をもとにnateraのポータルサイトに登録し、2週間ほどで結果がでました。病院からも結果が出たと電話で連絡が来ましたよ。

 

決して安くはないテストでしたが受けてよかったなと思います。保険によって費用も変わってくるのでテスト会社や保険会社に問い合わせてみるのが良いと思います!

 

アメリカでも使える妊婦さん向けアプリ

私は妊娠発覚から診察まで時間があったので、アプリをスマホに入れてよくアプリのコラムを読んでいました。

私が利用しているのは以下の3つ。(そう、3つもいれてます笑)

・トツキトオカ

たまひよ

・What to Expect

 

【トツキトオカ】と【たまひよ】は日本語で気軽に利用できるし、特に【トツキトオカ】はエコー写真夫婦で日記を共有できるので気に入っています。

また【What to Expect】は英語のアプリですが、週ごとに妊娠の経過や赤ちゃんの今の様子を解説した動画が見れます

 

アメリカと日本では妊娠期間の数え方が違う!

アメリカと日本のアプリを両方利用する利点は、英語の妊娠用語を学べることと、妊娠期間を確認できることです!

実は日本とアメリカだと妊娠期間の数え方がちょっと違うのです…!

妊娠周期の数え方の違い



アメリカも日本も妊娠は3つの期間に分かれます。日本では前期・中期・後期、アメリカでは1st Trimester(トライメスター)・2st Trimester・3st Trimesterと呼ばれます。

日本では妊娠期間は10ヶ月(十月十日)ですが、アメリカでは9か月とされており、日本が1月4週(28日)と数えるのに対し、アメリカでは月によって4週だったり5週だったりします。

実際に妊娠27週の私は、日本だと妊娠7か月アメリカだとまだ妊娠6か月です。

 

おすすめの英語の妊婦さんアプリ

また、アメリカでは出産前2、3ヶ月にベイビーシャワーという出産前のお祝いパティーを行います。日本では出産後に出産祝いを送る文化がありますが、このベイビーシャワーでは主催側がウィッシング(欲しいもの)リストを公開し、ゲストがその中からギフトを送ります。

最近ではAmazonWalmart、Targetなどのショッピングサイトに欲しいものを登録するレジストリという機能があります。この【What to Expect】ではそれらのアカウントを連携したり登録することができます。

レジストリーはURLを共有することで、ゲストがリストを確認することができます!

 

また、【What to Expect】では搾乳機についての情報を手に入れることもできます!

 

レジストリ―を登録してみよう

私は今のところAmazonのベイビーレジストリーを登録しています。

妊娠してから周りの人に、「赤ちゃんの部屋のイメージカラーは何にするの?」とよく聞かれます。日本では赤ちゃんの部屋なんてなかなかありませんが、アメリカは子供と親が別々に眠るのが普通なので、生まれてくる赤ちゃんのためにお部屋を用意します。

日本でも身近に赤ちゃんがいなかったので何が必要なのかよくわかりませんが、アメリカの子育てで何が必要かなんてなおさら分かりません笑 Amazonレジストリーは、生まれてくる赤ちゃんのためにどんなものが必要なのかわかるようになっているので勉強になります。

 

WICと病院のFinancial Assistance Program

アメリカで妊娠したら一度確認してほしいのがWICです。WIC(Women, Infants, and Children)はお母さんと赤ちゃん、子供のための支援プログラムで,

収入などの条件をクリアすると粉ミルクや食べ物のサポートを受けることができます。

wic.fns.usda.gov

 

2023年のWICの収入の条件は貧困ラインの185%となっています。

 

私はWICの条件には引っかからなかったのですが、病院から医療費支援の申請案内が郵送で送られてきてダメもとで申請したら、なんと保険会社がカバーした後の自己負担額が全額カバーされることになりました!

 

このプログラムは貧困ラインの300%までは10割カバーとなるようです。いまは夫と2人世帯ですが、今後子供が生まれたら3人世帯になるので結構条件としては緩くてありがたいです。

コチラのプログラムの財源は寄付金で賄われているようです。アメリカの医療費はバカ高いのですが、一方こういった寄付文化もあるので面白い国だなと思います。

 

出産予定は5月ですが、3月には病院主催のパパママ学級、4月にベイビーシャワーがあるのでその模様と詳しいレジストリについてはまた別の記事にしたいと思います!

出産費用についても別記事でまとめられたらいいなと思ってますのでよろしくお願いします。

 

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