こんにちは!
ただいま妊娠8ヶ月(日本だと9ヶ月)です!
何かと勝手が違うアメリカの子育て。ベイビーシャワーに向けてAmazonのベイビーレジストリーに取り組んだものの、準備するものや選択肢が多すぎて圧倒されました…。
今回は今後アメリカで出産される方に向けて、私が実際に登録した商品を紹介しようと思います!
それに伴ってベイビーシャワーの様子も紹介できたらなと思います。
°˖✧目次✧˖°
アメリカの出産準備
アメリカでは妊娠後期に赤ちゃんの誕生の前祝いとしてベイビーシャワーというパーティーを開く文化があります。日本では出産後に出産祝いを送りますが、アメリカでは出産前に親戚・家族や友人を招待してパーティーを開き、招待客は赤ちゃんやお母さんへプレゼントを贈ります。
レジストリー
近年ではオンライン上でレジストリーと言われる、いわゆる”欲しいものリスト”を作成し、親戚・家族・友人がその中からプレゼントを贈ることができます。
有名どころだと、Amazon、Walmart、Targetなどがあります。わたしはAmazonでレジストリーを作成しました!
Amazonのレジストリーではお母さんお父さんが出産前にそろえるべき必要品をチェックリストで確認できます。
すでに持っているものや必要のないものは手動でチェックを付けることができ、レジストリーに登録したものは自動でチェックが外れるようになっているので、あと何が必要か確認するのに便利です。
以下は私が実際にレジストリーに登録した商品です!
家具
家具はデザインも色もさまざまあるので、赤ちゃんの部屋のイメージカラーを決めてからレジストリーに取り組むことをおススメします!
私は義母が赤ちゃんの部屋のカーペットを購入してくれることになったので、そこからイメージカラーを決め、日用品はコーラルピンク/サーモンピンク、家具は基本的にグレーで統一しました。
- ベビーベッド
日本では赤ちゃん専用の部屋があることのほうが少ないと思いますが、アメリカでは赤ちゃんと親の寝室が別であることが普通です。最初の数か月は親の寝室にバシネットと言われる新生児用のベッドをおいてお世話をします。その後は赤ちゃんの寝室にクリブと呼ばれるベビーベッドをおいて、赤ちゃんを寝かせます。
バシネット(新生児用ベッド)
クリブ(子供用ベッド)
クリブは子供の成長と共にソファやベッドにすることができるものを選びました!また、私が選んだクリブには底に引き出しがついているのでベッド用品をしまうのにも便利です。
マットレスカバー
- バウンサー
電動のバウンサーは夫の知人が譲ってくれました!職場に子供を連れて出勤することが決まっていたので、折り畳み用のバウンサーもレジストリーにいれました。
折りたたみバウンサー
電動バウンサー
- おむつ替え台兼タンス
おむつ替えの台がクリブと一体化しているものや、おむつ替えの台単体のものもありますが、わたしタンスの上におむつ替え用のマットを敷くことにしました。
おむつ替え台とタンスが一体化しているものもありますよ~。
ベイビードレッサー(子供用タンス)
おむつ替えマット
おむつ替えマットカバー
- ベイビーラウンジャー
存在自体知らなかったラウンジャーですが、夫の友人がおすすめしてくれたので登録。家のどこでもおけるので家事をするときなどに寝かせるのにいいかなと思います。
ラウンジャー
ラウンジャーカバー
- 授乳用のイス
授乳用に椅子を買う発想がそもそもなかったのですが、確かに赤ちゃんの部屋にあったら楽だし便利だなと思ってレジストリーに登録しました!
移動用品
カーシートとベビーカーも種類がたくさんあって選ぶのが大変!自分で探して登録する前に夫の親戚が購入してくれることになったのでお願いしました。いただいたのは乳児/幼児のキャリアー・カーシートとベビーカーがセットになっているものでした。
乳児用のカーシートを車に設置しておかないとお産後に退院できないのでこれは必須ですね!
*ちなみに病院側で退院時にちゃんと設置できているか確認してくれるそうです。私が住んでいるところでは消防署でもベビー用カーシートの設置の確認をしてくれると聞きました。
- カーシート/ベビーカー
- 抱っこ紐
授乳用品
- 哺乳瓶(おしゃぶり付きのセット)
哺乳瓶はたくさん種類があって迷うのですが、私は母乳メインでいきたいと考えていたので、実際の乳首の形に似せたNUKを選びました。哺乳瓶を使い始めても母乳拒否が起きにくいらしいです!
- ミルクウォーマー
- 消毒用品
- よだれ掛け
- 肩掛け
- 授乳ケープ
- 搾乳機
搾乳機は医療保険で費用が負担される場合があります。詳しくは後述してあるので参考にしてください!
- 授乳クッション
- 授乳ガウン
- 授乳ケア用品
乳首クリーム
ひんやりパック
授乳パッド
入浴用品
- バスタブ
- タオル類
- ベイビー入浴セット
おむつ用品
- おむつ
生まれてくるサイズによって、N(ニューボーン/新生児)はすぐに使えなくなる可能性があるのでサイズ1の箱入りを登録!
- おむつかぶれ対策クリーム
- おしりふき
おしりふきはいくらあってもいいと思ったので箱入りを登録!
- おむつストッカー
家の中でおむつ替えセットを自由に持ち運びができるよう購入しました。
- おむつ/産後ケアカート
おむつ替えストッカーと用途は似ているのですが、こちらは産後直後にベッド脇のバシネットに赤ちゃんを寝かせることを考え、タイヤ付きの3段カートにおむつセットと授乳/搾乳セットを準備して使おうと考えています!
- おむつバッグ
入院時にも使えるかわいいバッグ♡お気に入りです!
- ゴミ箱
おむつ用ごみ箱要るかな?と思っていたのですが、夫の知人のおススメということでこちらを登録。離乳食が始まるとウンチが匂うらしいので活躍に期待です…!
幼児期になったら必要なもの
- ハイチェア
脚を外して低めのチェアとしても使えるものです。
- 食べこぼしシート
- スタイ
- エプロン
その他
- ベビーパジャマ
- 絵本
- ベイビー用洗濯洗剤
ベビー用品の水通し用に登録!水通し前に洗濯機の洗浄するのにはAffreshを使いました。
- 折りたたみバケツ
手洗いが必要なものや頑固な汚れの予洗い用。
- ベビー服ラック
我が家はクローゼットが小さく、大人の物やスーツケースで占領されているので赤ちゃんの服をかけるのにラックを登録しました。
- 鼻水吸引機
- ベイビーモニター
こちらは映像や音声のものではなく、赤ちゃんの足に履かせて心拍や酸素濃度を測るタイプ。子供のいるパパにオススメされました。
搾乳機について
保険でカバーされるかも!
英語でBreast Pumpと呼ばれる搾乳機は、医療保険で費用がカバーされる場合があります。補償内容は保険会社やプランによって異なりますので、まずはご加入の保険会社に問い合わせてみましょう!搾乳機のブランド・種類・価格が決められている場合もあるようです。
保険証の裏面にカスタマーセンターの電話番号が必ず載っているので電話してみるか、ポータルサイトで問い合わせてみてください。
私は州のBCBS(BlueCross BlueShield)だったのですが、電話で全部聞き取れるか不安だったのでポータルサイトにログインし、チャットで問い合わせました。
結果、電動の搾乳機であればブランドにかかわらず160ドルまでカバーされるということでした。(160ドルを超える部分に関しては自己負担となります。)
Youtubeで搾乳機のレビューを見ていたら、軍関係者用の医療保険Tricareに加入していた女性は250ドルまでカバーされたと言っていました。
購入の仕方
私の保険は制限が緩かった(?)のでどのブランドでもOK、どこで買ってもOKでした。ただし、DME Supplier(医療機器の提供会社)を通じて購入すると保険会社に直接請求してくれるので一時的な自己負担なしで購入できるということでした。それ以外のWalmartやTargetなどで購入する場合は一度全額負担し、レシートと共に自分で請求するとお金が返ってきます。
私はめんどくさかったのでDMEを通じて購入することにしました。私の保険会社が教えてくれた保険請求も行ってくれるDMEは以下の通り☟
DMEの注意点
DMEによって取り扱いのないブランドや商品があります。すでに欲しい搾乳機が決まっている場合はDMEで見つけられないことがあるかもしれません。私が注文した搾乳機は逆にAmazonやWalmartに取り扱いがなく、企業のオフィシャルサイトでレビューを確認しました。
また、DMEのサイトは価格表示が分かりにくかったです。登録しないと詳しく見れなかったりしました。
搾乳機の種類とブランド
- 手動の搾乳機
手動の搾乳機はお手入れも簡単で50ドル以内で購入できます。旅行や職場で搾乳するときのサブとして持っているママもいるようです!私がよく聞くのはこの2つ。
Medela
Haakaa
- 電動の搾乳機
アメリカでは圧倒的に電動が主流です。①コードレス(Portable)、②ハンズフリー(Wearable)、③病院仕様(Hospital Grade)など様々な種類があります。
病院のパパママ学級に参加したときは、病院で使用しているものはMedelaで、Elvieも高いけどおススメと言っていました。
私が調べててよく目にした搾乳機は以下の通り☟
①コードレス(Portable)
②のハンズフリーももちろんコードレスなのですが、こちらは電動の中でも王道の搾乳機で哺乳瓶の形をした容器に母乳がたまっていきます。搾乳中に容器を抑えていなければならないところが欠点です。搾乳力(?)は良いみたいです。
Spectra S1 $264.00
Youtubeでもわからない人はこれを買え!と言っていました笑
S2というポータブルじゃない代わりに少し安いモデルもあります!
Medela Pump in Style $260.49
②ハンズフリー(Wearable)
こちらは授乳ブラの中に納まる搾乳機で、両手が空くので搾乳中も別の作業をすることができます。哺乳瓶型と比べて漏れやすいのが欠点。(動き回れるのでしょうがない部分ではありますね)
Elvie Stride $269.99
チューブレスの549ドルのモデルもあります(大汗)Elvieはアプリと連携させることもできる高機能搾乳機です。
Momcozy $189.99
比較的新しめのブランドで価格もMedelaやElvieより低いけどレビューはよい搾乳機です。
そのほかにもZomeeやBaby Buddah、Willowなんかもよいというレビューをみました。
③病院仕様(Hospital Grade)
病院仕様の搾乳機は大きい分、搾乳力が強いようでお値段も張りますが、病院によっては貸出を行っているところもあるようです。赤ちゃんが小さく生まれてきたり、何か異常があった場合には病院仕様の搾乳機の利用をすすめられることもあるようです。
Medela Symphony Plus $1999.99
私が選んだ搾乳機
私はLanshinohのDiscreet Duo™ Wearable Pump($160)にしました!
なんと補償額ピッタリの160ドルで、ハンズフリーの搾乳機を見つけることができました。保険を通じてしか購入できないようで、Edgeparkで見つけて注文しました。
チューブが付いている搾乳機がなんだかちょっと嫌だったのでチューブ無しで部品も少なくお手入れが楽なこの搾乳機は私の希望ピッタリ!
Amazonでレビューが確認できないので、ランシーノのサイトに行って直接確認しに行きました。
公式ページにはElvieのハンズフリーと比較した表も!
比較的レビューも良さげでしたが、部品を外して洗ったあとに上手く作動しないというレビューがちらほら。実際に使ってその辺りは確認したいと思います!
Lansinoh® Discreet Duo™ Wearable Pump [PRESALE]
ベイビーシャワー
招待状
招待状は夫の友人が作ってくれました!
裏面にはレジストリーのQRコードが付いています。どうやって作成したのかは不明ですが、デザインもかわいく大満足です!私が義兄夫婦のハウスウォーミングパーティーの招待状を作ったときは、Canvaというサイトを利用しました。
印刷はウォルマートで
近所のWalmartで印刷したら、オリジナルとは全く異なる色で印刷されてしまいました。別のWalmartで再トライしましたが、少しはマシになったものの、オリジナルより暗くなってしまいました。
Walgreenも印刷サービスがあるのでそちらで試してみたほうが良いかもしれません…。
ベイビーシャワーの様子
招待客60人強
実際に来たのは40人ちょっとくらいでしたが、義両親の教会仲間、夫の友人、家族・親戚で1/3ずつという構成でした。
会場
当初は義両親宅で行う予定でしたが予想以上に人が集まったので、義両親が経営するコーヒーショップに変更になりました。
もともとカーショップ兼ガソリンスタンドだった場所なのでガレージドアを開けて半分は屋外という形になりましたが、お天気にも恵まれて素敵なベイビーシャワーになりました!
食事
義母が料理上手なので、義母主導で料理は用意してくれることになりました(ありがたい限りです涙)。今回は私も大好きなアメリカ南部の郷土料理のガンボー&コーンブレッド、デザートはドレスの形を模したカップケーキ&ケーキボール、ドリンクはフルーツパンチ、軽食にほうれん草のディップを作りました。
前日に義理の姉も一緒に手伝ってもらい、3人でクッキング!ガンボーはクロックポット3つ分になりました笑
ベイビーシャワーのお礼はどうするの?
日本だと出産祝いは半返しと言われていますが、義母に聞いてみたところThank youカードを送るようアドバイスを受けました!
あんなにたくさんプレゼントをいただいてカードだけでいいのか…?と思いつつも、私がこれまでに参加したカップルズシャワー(ウェディングシャワー)では会場でいただいた食事以外に特に何もなかったな!と思いました。
アメリカではこういったシャワー系のお祝いも多いから、その都度参加してお互い様という感じなのでしょうか?
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