こんにちは!
アメリカに着いてちょうど一週間が経過しました。夫ママのお家にお邪魔しています。
本来であればママのお誕生日の18日に到着する予定でした。
しかし、コロナウィルスの変異株(オミクロン)の影響で雲行きが怪しくなったため、夫パパから「アメリカが国境を閉じる前に出来るだけ早く行動したほうがいいんじゃないか」とアドバイスされ、急遽予定を早めることになりました。
今回はそんなドタバタのコロナ禍渡米の状況を書いていきたいと思います!
元々のプラン
12/17
・早朝の便で九州から東京に前乗り
・都内のPCRテストを受ける(当日中には結果がわかる)
・羽田空港近くのホテルに泊まる
12/18
・夕方の便で渡米
1/2
・アメリカを出国
1/3
・日本に到着、わたしの実家で10日間の隔離
このプランを組んだ時にはまだ変異株が世間を騒がせておらず、アメリカの入国条件はワクチン接収証明と出発3日前までのPCR検査での陰性証明の提示でした。
しかし、国内線の飛行機、ホテルの支払いをした次の日にオミクロン株のニュースが入ってきました……
予定の変更を強いられる
支払ってからすぐ変異株のニュース聞くなんて、ほんとに運が無いなとつくづく思いました笑
夫家族も帰ってこれるかとても心配していました。彼は2年半ぶり、私は3年ぶりのアメリカだったのですが、夫の「今年のクリスマスは絶対帰る」という強い意思があったため、様々なリスクを理解した上で帰ることにしました。
そこからは、一気にこれまでの予約をキャンセルし、新しいプランを組み直しました。
11月も終わりというタイミングで12/7渡米のプランだったので国内線の飛行機は元々のものよりかなり高くなってしまいました。
ただし、国際線は平日の飛行機を選んだためか安くなり差額がリファンドされたのでプラマイゼロ。
ホテルはまだキャンセル無料期間だったためキャンセルし、新しい日程で予約し直しました。
そんなこんなでプランを組み直したのですが、その間にアメリカの入国条件が厳しくなり、出発1日前までの陰性証明が必要となりました。
最終的なプランはこうなりました。
12/6
・早朝の便で九州から東京に前乗り
・羽田空港近くのホテルに泊まる
12/7
・ホテルチェックアウト。荷物を預ける
・10時にPCR検査を受ける
・荷物を回収して空港へ移動
・15時までにPCR検査の陰性証明が届く
・飛行機のチェックイン
・17時半ごろ離陸
12/7
・23時半目的地に到着
国際線のフライトからアメリカ国内線の乗り継ぎ2回の合計20時間…めちゃくちゃ長かったです!
ただ、国際線は1/3ほどしか乗客がいなかったため、空いた座席が使い放題でした。
地方から出国する際のPCR検査について
私たちは九州に住んでいます。
このコロナ禍で出国する人は皆PCR検査をどうするか悩んでいると思いますが、空港で受けると陰性証明も含めて1人につき3万円もします…!
調べるともっと安い価格(とはいえ諭吉1人は確実)で郵送で受けられるPCR検査もありますが、九州の田舎に住んでいる私たちには出発3日以内の陰性証明でさえも郵送ではリスキー。
もちろんPCR検査と英語の陰性証明を提供しているクリニックは近隣にはありません。いつも利用している鹿児島空港のすぐそばにあるクリニックが英語の陰性証明を提供していましたが、結果は検査翌日、窓口で手渡しのため結局前乗りしなくてはいけません。
そういう事情もあり、どうせ前乗りするなら東京で比較的安価なPCR検査に慣れたクリニックを探そうということになりました。
都内の英語の陰性証明付きPCR検査でいちばん安かったのは、わたしが調べた限り15,000円でした。
ここは完全予約制で、当日中に陰性証明書がPDFでメールで送られてきます。
さまざまななコースがあり、15時・17時・21時までに報告を受けられるコース、特急コースなどがありました。
わたしたちは17:30頃出発だったので出発当日の15時までに報告コースを予約し、10時頃の検査を受けました。
(前日に受けてもよかったのですが、出発24時間前の前日17:30の検体採取の予約枠がありませんでした。)
予約はWebサイトから行い、その後メールで問診票の入力を促され、メールに載っていたURLから入力しました。
検査前日にはお知らせメールが届き、そこには「検査終了後平均4時間前後」に結果を報告している旨記載がありました。
実際には13時過ぎには結果のメールが届いていたので、3時間ちょっとで結果を知ることができました。
元々のプランでは、前乗りして渡米の前日にPCR検査を受ける予定で16,000円のこちらを予約していました。
https://www.ayumucl.team-medical.or.jp
こちらも当日中の結果報告をしていますが、何時になるかわからなかったので、私たちは上記の神田北口診療所を選びました。
出発3日前までの陰性証明であればこちらでも全然大丈夫だったと思います。
どちらも羽田空港から電車で40分くらいのところです。検査自体は5分で終わります。
ホテルに荷物を預けて行けたので電車での移動は大した苦ではありませんでした。
私たちが日本をでるときには国内の感染者数は60人程度で、感染者0の県のど田舎からやってきていたので、まずコロナに感染していることはないと頭では分かっていましたが、それでも大荷物で空港で結果を待っている間はソワソワしました…
陰性証明とワクチン接収証明のアップロード
今回、アメリカに渡航するにあたってデルタ航空で行くことになっていたのですが、デルタ航空から陰性証明書とワクチン接収証明書のアップロードを勧めるメールがきていました。
わたしは心配性なので、ワクチン接収証明書は原本・コピー・PDF(iPhoneに保存)の3つで用意していました。
原本さえあれば窓口でチェックインできますが、(日本出国時のカウンターでは原本を求められました)オンラインでアップロードしておくと手続きが早めにできて安心できました。
また、PDFだと何かあったときにいちいち紙を探す必要がなくスマホの画面を見せればいいので便利です。
(早く日本がデジタル証明書を発行してくれればいいんですが……)
移民ビザ申請中のアメリカ入国
コロナ関係は特に問題もなく入国できたのですが、国際線の目的地であるデトロイトの入国ゲートで私だけが別室に連れていかれるという事件がありました…
入国ゲートで写真と指紋をとってから、私が移民ビザ申請中のため、質問をいくつかする必要があるという事でした。
要は、ちゃんと国に帰ってね!という事なのですが、3年ぶりのアメリカでわたしだけ質問部屋に連れてかれとても緊張しました!
質問部屋では他の外国籍の人もいて、訳もなく泣いているようだったので私も気が動転しました。
かれこれ30分は拘束され、最終的には放免されました。
質問は、何しにアメリカに来たのか、いつ帰るのか、帰りの飛行機は予約してあるのか、仕事はどうしてるのか…などなど。
仕事は先月辞めたと伝えたらめちゃくちゃ怪しまれました笑
しかもずっと日本国内で遠距離だったので、どうやったらそんなことできるのかと突っ込まれましたが、その人の個人的な質問なのか、仕事としての質問なのかよく分からなかった〜
(しかもそれにどう答えろというのか…)
戸籍謄本とその翻訳はiPhoneに入っていましたが、ちゃんと確認されることもなく終わりました笑
コロナ禍の海外渡航
実際にコロナ禍に海外渡航をしてみて、なんと言っても状況が刻々と変化していくので、それに対応するには時間とお金がかかるなと思いました。
なんと言ってもPCR検査は高いし、陽性の結果が出る可能性もあります。
またこれから日本に帰る際の隔離がどうなるのか、現時点では分からないので不安もあります。
それでも夫の両親が息子に再会して泣いているのを見たら、大変でも帰ってきてよかったなと思いました。(ちなみに夫ママには帰国を早めた事を秘密にしていたので、完全なサプライズでした!)
日本に帰国する際にはまた記事を上げたいと思います!